とちぎ秋まつり参加の御礼

2016年11月12日(土)栃木秋まつりの中日(なかび)。おかげさまで殆ど全園児参加となりました。山車は全9台の中、倭町3丁目の静御前(江戸時代につくられた一番古い山車)をひきました。運行コースは倭町3丁目の会所から万町交差点で折り返し、ファミリーマート前でもう一度折り返し、倭町3丁目会所までの約1.5キロのコース。所要時間は約2時間でした。

園児は「そろいの法被」に「ねじり鉢巻き」鼻頭に筋を通してお白粉を一本かいて準備終了。今回2年に1度の秋まつりに参加し、おこさんたちの交わす言葉や表情から多くの体験ができたことを実感しました。

・江戸時代の静御前の山車を皆で力を合わせてひき、動かすことができたこと。

・独特の笛、太鼓のまつり囃子に合せ山車をひく体験ができたこと。

・おじさん(祭りの仕切り役-(かしら))の拍子木(カチカチ)の音で山車が動き出し、又、止まることができること。

・山車をひいてみるととても重かったこと。

・方向転換の時、うっかり同じ方向にひっぱってしまったこと。それが大間違いだったこと。

・寒い秋の日でも汗を流して力いっぱい頑張ったこと。

・静御前の山車人形を間近に見られたこと。

思いつくだけでこんなに実体験ができました。身で感じたこと、はだで覚えたこと、ずーっと忘れないと思います。その実感は、祭りの間、倭町の会所にお顔を出して声をかけて下さった古き(30年前或いはそれ以上前)園を卒業した方が祭りの参加を詳らかによく覚えていて、鼻のおしろい(白粉)のことなど楽しく話され、まるで昨日のことのように懐かしそうでした。

今回思いがけず、ほぼ全員参加となり、おうちの皆様のご協力を心から感謝申し上げます。おうちの方とご一緒に参加できたことは静御前の山車の思い出と共に幼な心にいつまでも残ることを信じます。ありがとうございました。

                 松下 明世